気持ち的には対応したいとは思っても、
時間的にはなかなか細やかに、、、
とはいかない部分もある。

フォローや質問のメールを一生懸命返していたら、
自分のうちの子がお腹を空かせていた！
なーんてことも実際、私はあったんです。

さらに、自分で調べられることは調べて欲しいなと思ってもそうしてくださる方ばかりではない現実。

一体どこまでが自分の仕事なのだろうか？と
私も激しくモヤモヤした時期を経験してきたので、ほんとによくわかります。

仕事で忙しくなっていくのと並行してこの
フォローの仕事が増えるので実情はてんやわんやとなります。

気持ちの整理と仕事の整理

こういう時は、
気持ち的にどう考えるか？と
具体的にはどう解決するか？
仕組みも含めて、両方とも考える必要があります。

今日は
「ああ、その、ジレンマや葛藤わかるわぁ！」
と聞きながら、みっちりその相談に乗っていました。

こういう場合は単に気持ちに共感するだけでは、
クライアントさんの今の大変さのガス抜きに一瞬はなっても、解決にはなりません。

どうしたいの～？なんて
質問を質問で返すようなことをしても
自分の中に答えがないのだから悩んでいる。

だから、かなり具体的に
こうしている！こういう選択肢もある！
という話をしました。

個人事業主は基本は独立した個人なのだけど、
関わる人が増えてくると関係性も複雑になっていく。
上司も先輩もいないのだから、
なかなかこういう話は相談できる人がいないので、自分も困ってたもんなぁ。
団体のリーダーさんや主催者さんは大なり小なりこうした部分のモヤモヤを感じてるだろうと思います。

責任感のある人ほど葛藤

責任感が強い人ほど、
自分の生徒さんのフォローの時間も増えていくので、
自分の今日の仕事、
やりたいこと
家族との関わりを
どうバランスを取っていくかと思い悩むわけです。

そ・れ・と、団体の運営に関しては
時間のことだけでなく、
運営費や活動費をどう捻出していくか？
仲間とどう役割分担はとっても頭を悩ませるところ。

これも非常によく質問されます。
最初の数年は助成金をもらうという手でなんとか継続していても
いざ助成金が終わるころには
一体どうやって資金繰りを？？となってしまうんです。

事実、私が最初に活動していた葛飾区でも
結構人気のあった親子カフェ的な場所が、このような事態になりなくなりました。

つまり、いい仕事、活動をすることはもちろん、
運営や経営の両方をリーダーや団体の主催者は考えることになるので結構大変。
善意のスタッフが手弁当のお金も時間も持ち出しで団体を支えている現状も沢山見てきました。

なので、私が主催しているママスクでは
この問題に取り組むのに100時間以上かけて、
副代表と仕組みづくりを考えて実践して、また直してを繰り返しています。
たぶん驚くほどの量の工夫をしています。

実は色々な相談を受けている

なんとなく、私は集客の相談を受けていると思っている方も多いですが
実際、もちろん仕事づくりのサポートがメインです。

でも、運営や経営の部分も仕事づくりでは欠かせませんし、
継続していける仕組みを集客でも事業でも作らないと
結局は運営側が疲弊してやめてしまう。
家族からのブーイングで泣く泣く団体を終わらせるなんてことになります。

団体という規模でないにしろ、養成講座の卒業生が増えてきたら同じような事態は起こります。
女性は、自分の家族だけでなく団体や、お客様を大事に想う方がとても多いです。
それがビジネスの根幹を支えているので決して悪いことではありません。
でも同時に、自分の本当に身近な人の幸せや
自分のカラダも大事にできる働き方を作っていくのもとてもとても大事。

こういう、誰に聞いたら分からない話も
実は個別相談でかなりくわしーく話しています。

クライアントさん、2時間終わるころには
モヤモヤが晴れてきたようで、元気になってほんとによかった！