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私が久々に激怒した事件
ズルいぐらい幸せになる仕事の作り方やまなかまりこです
私は子育てママグループママスクという団体を横浜と東京で主催しています。
今日はそこで起こったお客様に大変失礼だった珍事件に私が激昂した話を図解したいと思います。
この記事は怒っているから書いているわけではなく、
沢山のテイカーに時間を奪われて疲弊しているギバーのために書いた記事です。
中辛認定記事なので心臓の悪い方はスルーしてください。
今回は子育て団体で事件が起こりました・・・
さて、事の発端からお話ししましょう。
私が東京と神奈川で主催しているママスクは、
講師会員とママ会員の両方をもつ子育て地域グループです。
コンテンツやスキルがありママスクで教えたい講師会員の数は約50名
講座に来てくれたり興味があってママ会員になってくださっているメール会員さんが1700名います。
ママスク講師は随時募集していて、講師たちは色々なエリアで自分のイベントや講座を開催しています。
近くの講師同士は協力しあえるように、地域のお世話役としてエリアリーダーさんがいます。
エリアリーダーさんは、ママスクの活動を支えてくれたり、
近くの講師同士をつないだり、エリアの交流会などを開いてくださっていることも。
リーダーさんの頑張りで、地域に根付いていくことも多く、ママスクを支えて下さっています。
ことの発端
1月のある夜、講師Tよりお客様に、こんなメールが送信されていました。
実際のメール↓
字が小さいので転記しました↓
夜の21時35分に、講師Tよりお客様にメール送信 お申込み頂きありがとうございます。講師の****です。 明日の講座ですが、現在1人のみの参加となっております。 お1人 |
図解するとこんな感じ↓
このメールは団体のアカウントにも送られていたため、エリアリーダーがいち早く発見!
事態が明るみにでました。
翌日午前の開催について、前日の21時に赤字を理由にメールを送る・・・・
開催を検討中って、えっ?えっ?
いやぁ、赤字、そりゃ一名なら赤字だと思うけど、それお客様に関係ないじゃん!
この文章、受け取り手からすれば
「あなた一人のために行く気はないんだよね」とも読める文章。
これはすんごい失礼じゃないか!!と驚いたエリアリーダーはすぐにお客様に謝罪のメールを送ったそうです。
そもそもこのお客様は、前からこのエリアの色々なイベントに参加してくださっている大切なお客様でした。
私は翌朝、副代表からの怒りのメッセージで事態に気が付きました。
ハッキリいって、こんなメールもらったら、
「うわぁ、この先生の講座いきたくねー」と私なら思うだろうな!
これじゃ、ファンなんて一生できないでしょうね
確かに、1名だったら交通費や施設費を抜いたら赤字になるでしょう。
でも、この失礼なメールを送られたお客様って、唯一お申し込みしてくださった
講師Tに実に好意的な方なわけですよね。
その方に「赤字なんでやりたくない」的なことをよく言えるな!と。
そもそも、この講座を家から遠いここでやろうと決めたのも、集められなかったのも自分。
私たちの団体では、登録時の講師勉強会で告知記事の書き方が学べます。
これは各自が自分の講座をしっかりお客様に伝えて、沢山参加してもらうためです。
ところが、Tは告知を直した形跡すらなく、
私が講座で伝えているポイントもボロボロ抜けていて、がっかり・・・・
特に、頑張って集めていた様子もなく、一体前日の21時まで何をしていたんでしょうね。
結局、この日の講座はお客様から
「私1人のために来てもらうのは忍びない」とメールが来て中止になったというのですが、
これ、かなり気を使わせていますよね。
せっかく好意的だったお客様は今はもうどうだかね!
だって、自分のお金や時間は配慮するけど、相手の時間やお金や感情なんて無視してるもんね!
それに、お客様からの裏メッセージは
「一名ならやりたくないとか、前日の夜に断ってくるやつの講座なんで受けねーよ」
かもしれませんよね。
1人、ファンになったかも?しれないお客様をなくしましたね~。
結局、損をした講師T
でも、この話実は続きがあります。
結局、当日の当日に施設のキャンセルなんてできませんから、
当然お部屋代はかかり、講師Tは結局それを払いに来たのだとか。
でね、こんな風に言っていたそう。ツッコミは赤で入れます。
>最初から場所代を払う為に来なければいけないと知っていれ
一言、Mさんから(エリアリーダー)場所代
当日払い行かなきゃいけないので、と説明があれば良かったのではとも思います。
→えーっ、施設を予約したら、いかなる理由があっても場所代かかるでしょうよ。
どうして、払わなくていいと思ったんだ?
それと、今回は2回目だったそうですが、
1回目の講座の時にその施設費の話、リーダーさんがしてるからね!
それにしても、場所代がかかるなら一人でも仕方ないやるか!って発想なんだね、あくまで。
そこに一番問題を感じる。
>1人の為に、朝早く家を出て、赤字も知っていて、
自己犠牲をそこ
→いやぁ、そういう仕事を選んだのも、ここでの仕事を決めたのも、集められなかったのも自分だよね。
それのどこが自己犠牲なの?
それって自分が選んだことの結果であり、責任だよね。
よっぽどお客様の方が犠牲こうむってないか!
前日の夜に突然言われて、驚いただろうし、エリアリーダーからはメールがくるし。
イヤだったと思うなぁ。
結局、私とのやり取りでも、お客様に失礼なことをしたとは今でも思っていないみたいでした。
正直な気持ちを言ったのだから何が悪いの?ぐらいの感じでした。
まとめると、がーーーーーーっかりしました。
なぜかと言うと、エリアリーダーさんはそのエリアで、数年前から本当に精力的に頑張ってきたんです。
最初は集まらないこともあったし、赤字のこともあったと思うし。
お金という形でなくても、時間を出して色々頑張っている姿を見てきたからです。
地域限定のチラシを作って配ったり、お茶会や交流会を頻繁にやったり
助成金をもらうためにプレゼンに行ったり。
なので、こいつのせいで、エリアでの活動がしづらくなることがあったら?
と思うと腹がたって腹が立って。久々に激昂レベルでしたね。
なので、事態を知って自分のお客様の仕事を済ませると、
電車移動の途中で速攻でTへのメールを打ち始めました!
さあ、ここまで読んで、「ああ、こういう人いるいる!」と思った人も多いはず。
それを図解していこうと思います。
自分だけを大切にして生きる人
講師Tは自分のブログに「自分を大切にすること」について前に書いていたのを読んだ記憶があります。
確かに、自分を大切にするのは大事。
でも、基本自分は世界で一人で生きているわけでもないのだから周りにも人がいます。
自分を大切にすることを優先することで、
誰かの時間が奪われたり、傷ついたら、それはどうなるんですかね?
その相手にだって自分を大事にする権利があるんでしょう?
そういう人は、「自分だけを大切にしたいだけで、ただの自己中ではないでしょうか!」
私はそういうのを自分を大切にしている人とは思えません。
ここでは、アダムグラントさんのこの本に出てくる3タイプも分かりやすいので
説明に絡めながらしていこうと思います。
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アダムグラントさんの本では人間を3つのタイプに分けています ギバー(人に惜しみなく与える人)、 テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)、 マッチャー(損得のバランスを考える人) 私はここに クラッシャー(一見天然風だが、ぶっ壊しにくるやつ)も付け加えたいと思います |
Tの考え方はまさにテイカー
講師Tの考え方はまさにテイカー
テイカーにとっては一番大きいのは自分の利益
他者は見えているのか、いないのか?いずれにしても自分よりはずっと小さい存在
要するに自分のお金や時間は大事にするくせに、他者には敬意を払わない。
今回の件はまさにそうでしょう。
赤字になるからやりたくない。どうせ部屋代がかかるんだったら、やったのに・・・
他者がちっとも出てきません。
お客様がお申し込みのために割いた時間は?気持ちは?
この話は感情を大事にしないという話ではない
こういう話をすると「でも、赤字はイヤですよね」と思う人もいるはず。
そりゃそうです。誰だって、自分の知識や時間、お金も大事です。
だから、この話は「赤字はイヤだなぁ」と思ってはいけないという話ではありません。
その感情自体を持つのは普通だと思うからです。
でもね、同時にギバー(与える人)だったらそこに他者の存在が出てきて、
あんなメールはしないと思うんです。
だって、ギバーの中ではお客様の存在は自分と同じぐらい大事だと思っているから。
だから、ひとりのお客様でも、相手が時間とお金を使って自分に会いに来てくれる
そのことを大事に考えると思うんです。
個人的には、私はひとりのお客様のために、家を早くでることも、
赤字でも講座をやることを自己犠牲とはちっとも思いません!
なぜなら、誰かに何かを伝えるためにこういう仕事を選んだのは本人なのだから。
これは自己投資の話です。
ここでいくつか事例を話そうと思います。
エリアリーダー松本さんがやっていたこと
エリアリーダーさんが活動を頑張っていたという話は前に書きました。
今では、イベントやお茶会も満席にする彼女ですが、最初からうまく行ったわけではありません。
講座をやるために部屋を予約したものの集まらないことはありました。
そういう時、彼女は予約したお部屋にわざわざ一人で行って、
その時間そこで仕事していたそうです。
その色んな意味で悔しい気持ちを抱えながら。
次はもうこんな悔しい思いはしたくない!という気持ちも活動を頑張る力になったそうです。
自分の悲しい気持ちも大切にする。
でも、同時に自分のことを信じてくれる人を増やすためにはまだまだやることがあるんだ!
とくじけず仕事に励む。
こういう姿勢だったからこそ、自己犠牲ではなく自己投資の時間になったのだと思います。
実際、彼女の精力的な活動で、エリアは広がり、お客様もファンも増えているのです。
そして彼女がエリアのために作ったチラシのデータは
団体内の別のエリアにも有償シェアされて活かされています。
そのお金はそのエリアで印刷をするときの印刷代などの活動費に充てられています。
また、シェアされたデータを購入した別のエリアのリーダーは
自分の時間を短縮して仕事ができるのですから皆がハッピーになる仕組みです。
そう、彼女の働き方はまさにギバーです。
3人から始まった・・・・・
さて、私の話も。
大阪に行ってしばらくたったころ。新しい場所で新規でクラスを開催することになりました。
引越してまだ日も浅く、新しいエリアにも知り合いはいません。
ブログで見てくれた3名がレッスンに来てくれました。
場所代と交通費を除けば、利益なんてほんとにちょこっとです。
でも、ブログを読んで、期待して来てくれたことがすごくうれしくて、がんばりました。
人数が少なくても、多くても、いつもと同じ、ちゃんと仕事する。
これはシンプルに、長年、私が大事にしていることです。
そして、レッスンの最後には自分がここにいる間にどんなことをしたいのか?
来てくれる人にどんな気持ちでレッスンしているか?をお伝えしました。
その後、3人のうちお1人はすぐに妊娠されて、次のレッスンには来ていただけませんでした。
でも、後のお2人は色々な所で私の話をしてくださり、次々と話を聞いたお友達からお申し込みが!
次の月もその次の月も15名満席に!
ああ、頑張ってやってよかったなぁ、喜んでもらえたんだなぁとしみじみ思いました。
その後、1年がたち、妊娠した方は出産し、また私の講座に来てくださいました。
そう、覚えていてくれたのです。
私も赤字の開催はこれまでに全くなかったわけではありません。
赤字かどうかはお客様には関係ない
何度も書きますが、誰だって、赤字はイヤなのです。
思うようにお申し込みがなかったり、
キャンセルが続いてほんとに人数が減ってしまう時にはテンションが下がります。
でも、それは、来てくれる人には関係ないのです。
だって、来てくれた大切なお客様なんだから!
だから、その赤字だのキャンセルだの悔しい気持ちをぶつける相手ではありません。
そういう気持ちは、自分の中で消化する。大人なんだし。
たった一人を大切にできないのに、それ以上のことなんてもっと難しいでしょう。
テイカーあるいはクラッシャーが現れたら
私は基本、仕事をするうえでみんながハッピーになる仕組みをできるだけ考えるようにしています。
ギバーの精神で団体を運営していますし、仲間もお客様も大事にしたいと思っています。
なぜなら、人に喜ばれることで幸せに働きたいからこの仕事を選んだからです。
そうでなかったら、とっくに違う仕事をしていたと思います。
ところが、どんなに気を付けていても、テイカーは現れます。
なぜなら自分の利益を得るために、他人を利用しようとしたり、
イイトコ取りをしようとしたり、乗っかってこようとするからです。
そういう人の見分け方はこの記事で書いています↓
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そういう時にどうするのか?
私はこの数年で強くなりましたよーっ!
テイカーやクラッシャーが現れた瞬間、マッチャ―に変身します。
実際、時には目には目を歯には歯をの精神が必要になるときがあります!
>まりこさんは、横の繋がり又は下の人には、とても厳しく感じます
とか、Tは書いてましたが、前提として自分がお客様に失礼でおかしなことをして
団体に迷惑を先にかけている!という発想自体が抜けています!
それと、ママスクのルールは基本
「お客様を大事にする」「他の人に迷惑をかけない」「期日を守る」
この3つぐらいしかありません。
その、最低限のルールに違反をしたら、叩きますよ!
だって、私が大事にしているのはあなたみたいな人ではないもの。
それと、団体メンバーには別に下も上もないんだけどなー。
さらに、Tは
>山中さんも感情的になったりするんですね!自分の感情も大切にしてくださいね!
とかのたまっていました。
ええ、私が感情的になるのは主に、
自分よりも自分が大事にしている仲間や団体に攻撃をしかけてくる人を現れた時です。
そういう時、私は戦士になりますよ!
私は大切な人を守るために、戦ったり、ルールを作って、相手から悪者扱いされたり、
嫌味や悪口を言われたりすることにはもうこの数年で充分慣れましたからね。
ルールは誰を守るものか?
私の団体には、ルールというかお願いごとがいくつかあります。
それは、イベントのコラボは2カ月前までとかそういう期日のこととかね。
でも、そもそもそういうルールができたきっかけは、エリアリーダーさんが
ギリギリにくるコラボイベントの依頼に困っていたからです。
つまり、ルールが増えていくのは大抵、自分の無理な要求を通したいテイカーがいるからなんです。
私はギバーの精神で頑張ってくれている人の負担を減らすルールはいつでも作りますよ。
大抵、それに文句をいうのはテイカーです。
テイカーのせいでできたルールだとしても。
自分の利益を優先させたいのだから、好きにやりたい!厳しい!とか言い出すのよね。
で、そういうのはもう気にしません。
だって、私は自分の時間も仲間の時間もみーんな大事だと思ってるもの。
誰にも奪わせない。そのためのルールです。
それが分かっている人からは私は「優しい人」と思われているんです。
もう、そのことだけで充分価値があると思っています。
<まとめ!> 本ではギバーの中にも2種類あって、自己犠牲的なギバーは疲弊し、 いいように使われてしまいがちだという話が出てきます。 テイカーやもっと意味不明なクラッシャーは基本、表面的には普通の人です。 でも、こうして一緒に仕事をしてみると 「あー、この人は自分のことしか考えてないな!」と思うような行動をします。 そういう人とは、速攻で縁を切るのが一番でしょう。 団体のリーダーや、なんらかの組織をまとめているような仕事についている人は、 仲間から「困りごと」として相談が来ることもあります。 そういう時は、きちんと双方から話を聞き、自分が大事にしたいのは一体誰なのか? を考えて行動するといいかなと思います。 性格的にも誰もが戦士になれるわけでもないことはよく分かっていますし、 上司がテイカーだった場合はもう一体どうすればいいのだろう!となりそうです。 とはいえ、Tの言うわがままな自己犠牲ではなく、 テイカーに利用されて疲弊する自己犠牲ギバーにはならないように! |
○○してくれない!が不満のテイカーは雇われ脳のまま起業した人
最後までTは
当日のキャンセルだと施設代がかかると一言、言ってくれたらよかったのに!
私には口頭で一度言われたことを覚えておくのは難しかった
とメールに書いていました。
覚えておけないならメモればいいのに・・・と一同唖然。
常に自分を被害者にして「〇〇してくれない」という考え方をするのもテイカーの特徴です。
講師や個人事業主になるということは、雇われ脳から経営脳にシフトするということ。
Tはそこがよくわかっていなかったというのもあるだろうな!と思います。
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会社員でもそういうことはある↓
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