子どもを預けてまで働くなんて!と思ってませんか?

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子どもを預ける?預けない?

PC1つでどこに行ってもズルいぐらい成功する仕事の作り方やまなかまりこです

今でこそ、大きくなったうちの子たちですが、
子どもたちが小さい頃は、子育てしながらどう働くのか?は私にとって大きなテーマでした。
そこで、今日は働く時に考えることになる「預ける?預けない?」の話を書きます。

私は長男が一歳のときに最初の引越しがありました。
ですから地域に馴染むことが第1目標。

そのとき「働く」という選択肢は自分の中にありませんでした。
だから、ずっと今のような活動をしていたわけでもなく専業主婦歴が5年ぐらいあります。
↑これを言うと結構驚かれますが、そもそも、OL時代は普通の営業事務員でしたから。

その後も引っ越しが続き、2人目が2歳になるぐらいに生活も落ち着き、
そろそろ何かしないと自分がダメになる気がしました。
そこから一念発起、勉強を始めて、いまのような講師業をスタートしました。

私がやっていたベビー系の教室の講師はお子さんが小さい方が多いです。
そもそも出産を機に子どもへの関心が高まり、資格を取る人が多く
赤ちゃん連れでレッスンをしている人もチラホラいました。
子連れで働けるならやってみたい!とそれを理由に資格取得した方もいました。


私のクライアントさんの中にも、出産を控えていたり、子育て真っ只中の方も多いです。
なので、育児しながらの仕事をどうすすめていいのかためらう気持ちもよく分かります。

現実問題、子どもの体調不良なので、ブレーキがかかることも多く
ままならない日々を送っている方もいるかと思います。

子連れ?託児?

仕事をするとなると、まっさきに頭に浮かぶのは
「子どもをどうするか?」なハズ。

男性は子供が生まれても、社内の人に
「仕事はどうするの?」と聞かれることはほぼありませんよね。
でも、女性は今でも「妊娠した」と言えば、「仕事はどうするの?」と聞かれることが多くあります。

ちなみに、私が何かを始めたいと思ったとき、下の子は未就園児でした。
で、私はどうしたかと言うと、最短で学びたかったので、
子どもは預けて資格取得講座に通うことにしました。

正確に言うと、1,2回子連れで学びに行ったこともあったのですが、
子どもにおとなしくさせないといけないし、(うちは男の子)
結局はお菓子づけの我慢。(今だったらスマホを渡して動画三昧にしちゃっただろうな)

自分の用事で子どもを預けるなんてちょっと・・・
というか、夫になんて言おうか?とか、そういう甘い気持ちだったのです。

でも、預けないほうがよっぽど育児放棄でかわいそうだと気が付きました。

それ以降は、一時保育を予約して、

朝早く出るのに送りが間に合わない日はファミリーサポートさんにお願いをしていました。

結果的にも、そのおかげで、短い時間で集中して学べましたし、
子どもも一時保育でママ以外と遊ぶ楽しさを味わえました。
学びの時から一時保育に通わせていたおかげで無事に資格が取れた後も、
レッスンの時にはスムーズに一時保育を利用できました。
子どもも、私も慣れていたからです。

もちろん預けるということは、その分保育費がかかります。
送って行ったりという手間も託児代もかかります。

でも、お金を出してくれるお客様に何を提供するのか?
レッスンから自分が何を学びキャリアにしていくのか?

を考えて私の場合は託児という選択をしました。

保育園の一時保育やファミリーサポートさんを利用していたわけですが、
そこの保育士さんには、私は子どもを預けて何を学んでいるのか?
どういう場所を、教室を作りたいのか?というのを今思うと暑苦しいぐらい語っていました。

そして、一時保育の先生たちは私がやろうとしていることを
「ママたちにとってすごく必要な場だ」と非常に応援してくれたんです。

その後、幼稚園に入園が決まり、一時保育の最後の日に
感謝のお手紙を保育士の先生たちに渡したことを昨日のことのようによく覚えています。
そして、あの時、たった一人で始めた子育て団体は最高500人を越えて大きくなったあと
私は引っ越しのため、自分の生徒さんたちに譲ってきました。
今だ、その団体は名前を変えて、その地域で残っています。

あの時、一時保育がなかったら、こどもを安心してみてもらえる場がなければ
先生たちが応援してくれなかったら、きっといまここにいないんじゃないかとすら思えます。
だから、私はすごくすごく感謝しています。

 

ママ講師も働き方はそれぞれ

子どもを預けるかどうか迷う先生たちの声をまとめてみました。

<子どもを預けないで一緒に働きたい先生のよく聞く想い>
・子育て期はこどもを一番にしたい
3歳になって幼稚園に入れるまでは自分で見ると決めている
・正直まだ、集客に自信がなく託児代を払う余裕がない
・一時保育が人気でなかなか取れない
・実家が遠くて、親が頼れない
<子連れで働く人のよく聞く現実>
・レッスン中に子どもが泣いて大焦り
・子連れでのレッスンになることを書いているからか、そもそも集まりが悪い
・子どもを連れまわしたり、我慢をさせたりしている気がする
・自分がレッスンや講座に集中できない
・講座中に「トイレいきた~い」「おかあさ~ん」の声でしばしば中断
・生徒さんのリピート率が思わしくない
・子どもが中心なので、自分の起業の準備が恐ろしくスロー

教室の場合は自分の想いだけでなくて、お客様の満足あっての継続。
ようは、子連れOKかどうかは自分が決めるというよりも、

お客様がそれでも選んでくださるか?なのだと思います。

お客様はお金を払う立場なので子連れで学ぶというのは最近よく聞きます。
私もオンラインのときは子連れでの受講OKにしています。
でも、教えるほうが子連れとなると、「そういう先生は選びません!」と言っている生徒さんも多いです。
お客様は面と向かって、こなくなる理由を言ったりはしませんが、
子連れでのレッスンで満足できない生徒さんは、他の教室にささっと行きますね。

そうは言っても迷ってしまうという場合は

そうは言っても迷うという人はこんな風にイメージしてみましょう。

自分が、会社員時代にお昼に定食屋に入ったとします。
なぜか子どもが店内をウロウロしている。
お母さんらしき女性が「おとなしくしなさい!」と声をかけている。
お客さんなのかな?と思って見ていると、なんとその人が注文を取りに来た。
えっ、この人が店員なの?
しかも、オーダーをとった後、自分で作り始めた。
子どもは相変わらず、店内をウロウロ。
その人は「すみませんねぇ、まだ小さいものですから。気にしないでくださいね」
というものの、時々、危ないことをしたりして見ているこちらはひやひや。

途中で、「おかあさん、トイレ!」の声がして、
急いでその子をトイレに連れて行く女性。

休憩時間はどんどん過ぎていくのに、なかなか定食は出てこない。
どうやら、トイレが長引いているらしい。
「もう、このあと予定もあるのに!」と私はイライラ。
出てきた定食は、ごくごく普通の味。
食べている間にも子どもは泣きだしてうるさくなる店内。
誰も何も言わないけれど、なんとなく居心地が悪く、急いで平らげて、お会計。
お会計の時に、「今日は店員さんが休んだのですか?」と女性に聞くと
「いえ、この店は最近始めたのですが、子どもを預けてまで仕事するなんてかわいそうだと思って!」という女性。
お金を出したのに、ゆっくり食事もできなかった私の方がよっぽどかわいそうだよ、
と内心思う私。

さあ、あなたなら、またこのお店に行くでしょうか?
*この物語はフィクションですが、講師が一人で切り盛りしている点では講座でも同じです。

この物語を読んでどう思いますか?
イライラした「私」を子供に縁がない人だからしょうがないと思いますか?

別の日には、子どもはご機嫌で泣いたりしないかもしれません。
でも、子どもは理由なく機嫌が悪い日もあるということは子育て経験のある人なら分かるはず。
そして、これがもし、友達を招いたホームパーティーなら話は変わります。
みんな喜んで子どもの相手をして、準備の手伝いをしたことでしょう。
でも、飲食店では、そうはなりません。
「お金を払うから美味しい食べ物を出してね!」
という前提でお客さまは入ってくるからです。

その物事を「仕事」としてやるのか?
「趣味」や「楽しみ」として材料費をもらうぐらいで仲間うちでやるのか?
この違いは大きいのです。それによって金銭の発生や責任が変わります。

これで、ものすごくおいしい料理が出て来たならまた違ったかもしれません。
あなたの場合はどうでしょう。
起業したてで、経験も浅いときに
子どもがいても、短い時間でお客様を満足させるだけのスキルと経験が自分にあるのでしょうか。
お客様を感心させるだけのパフォーマンスを子どもが居ながらにしてできる自分でしょうか?

私が預けていたのは、最初の時点で自分にその自信がなかったからです。
自分の子どもを見ながら、お客様の連れているお子さんの様子を見る。
そして、全員のお客様に気を配って言葉がけしながら教える。
講座をすすめながら、質問したり、質問に答えたり、
次も来てくれるように促しながら、ポイントをお伝えしていく。
それを「お金をもらって」と言う責任の下で行う。
そんな高度なことは自分にはできなかったのです。
だから、預ける選択肢を取りました。
私は最初から「仕事にしたい」と思って始めていたからです。

子どもを育てながら何かをしたい!と言う人は今一度
自分がやりたいことは「仕事」としてなのか?
それとも、身近な人を幸せにする「楽しみ」や「趣味」としてなのか?
考えてみるといいと思います。

子どもが小さい先生がしていた工夫アレコレ

幼稚園入園までずっと一緒にレッスンしていた先生もいました。
そういう先生たちは
・そもそもお客様も子連れである
・抱っこしたりするコンテンツで一緒にできる
・子ども自体が、見本を見せたり小さい先生として活躍できる
・時間が1時間以内など短い

など、コンテンツが子連れしやすいものである場合が大半。

基本、座学のように先生が教えるスタイルのものは、預けている方が多いです。
預けないと、子どもに必要以上に我慢させたり、怒ることになるので、
預けないで始めた先生も、結局は預ける方が多いですね。

それでも、子連れで講座をしていた先生たちがやっている工夫も紹介しておきます。

<子連れレッスンをしている先生たちの工夫>
・おうち教室の場合はレッスン中の1時間だけファミリーサポートさんに来てもらう。

レッスン後の生徒さんとのお茶タイムは子どもも一緒にしたり工夫していました。

・チラシ作りなど自分以外でもできることはすべて外注しているという先生もいました。
こういう風に、どこにお金をかけるのか?も経営判断です。

・子どもが起きている時間は子どもとの時間を優先。
教室準備は全部子どもが寝てからを貫いている先生もいました。
こういう場合は、体調を崩す方もいて私はちょっと心配しましたけど。
・レッスンのある日は、前日から親のところに子どもを預け、レッスン後に迎えに行く。

これは比較的近くに住んでいる人場合に限ってですね。
今は、お母さん世代もまだまだ働いている場合も多く意外と頼れないという声も多いです。

・打ち合わせなどの時は子ども同伴。ただし、お金をいただく当日の講座の時は必ず預ける。こんな風に子連れと託児を組み合わせる人もいました。

・子供が赤ちゃんの時だけ、一緒にレッスン。少し大きくなってから幼稚園に入るまでは、いったん教えるほうはストップ。学びを中心に講師力をスキルアップ。
幼稚園に入れてから再スタート。(ただし、活動が細切れで、なかなか成果がでず困っていました)

 

初給料、いまでも持ってます

私が初めて開催したバランスボール教室。子どもは預けて臨みました。
生徒さんからいただいたお金は多くは無かったし、
準備にかかった備品や施設代、託児代を省いたらすごく少ないことは分かっていました。
それでもとても嬉しくて、
自分で稼いだその初給料を私は封筒に入れて使わずにずっとしまって置いたぐらいです。

以前、引越しのときにその封筒をを見つけてすごく感動しました!
私は託児代を払って、資格取得にかかった経費を0にするために
かなり集客はがんばりました。

定員を増やすために、ボールの数を増やしたり、
2レッスンをギリギリで組んだり、

並行して取得していた、ベビー系のプログラムを次々とスタート。
自分のやっていることを広げるための努力も惜しみなくしました。
そして、今があります。

私たちの仕事は「誰か一人のありがとう」からスタートします。
講師を続けていく中で、「何に投資するか?」考えるのはとっても大事です。
自分の時間とお金を使って未来の自分に投資するんです!
何を選ぶか?決めるのは自分です。

<今日のまとめ>
預ける、預けないは感情だけで決める類のことではなく、個人事業主となったら経営判断です。
ようは、教室なり仕事を継続していくうえでの判断だと、意識して決めましょう。
託児や外注、誰かの手を借りることも「ムリ」と諦めずに自分なりの選択をしてみてくださいね。


10セミナー仕事づくり

 

 

 

 

 

toi600

 

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転勤族の妻で数年ごとに転勤しつつ、東京、大阪、横浜で子育てグループを土地勘なし、知り合いなし、友達もなし状態で1人ではじめ、3000人以上のママ会員を集める。 その経験を活かし、どこに行っても仕事は作れる!転勤族妻の起業という働き方をブログで発信。 現在はオンラインスクールで全国のお客様に時間マネージメントや個性を活かした働き方を伝えている。

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