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子育てママ団体運営で気を付けたい悪循環
ズルいぐらい幸せになる仕事の作り方やまなかまりこです
私は引っ越し先のあちこちでママ団体を作ってきました。
→今はサポートの仕事と並行して、横浜でママスクという団体をしています
前回の記事はこちら↓
今日は、助成金の話です。
助成金のリアル
子育て団体では、講演会などを誘致するときに助成金をもらうことがあります。
団体の運営自体に助成金をもらうこともありますが、
今日は分かりやすく、講演会時の話を例に書いていこうと思います。
当然、助成してもらうのには色々な条件があります。
もらえることが決まっても、内部の講師はダメという所もありますから外部の講師を呼ぶ場合も多いです。
いい先生は講演料も高いので、
そういう先生を助成金を使うことで呼べるというメリットもあります。
運営側の話ですがこういう時に、講師料やチラシを外部のデザイナーさんに依頼すれば
それは助成金の対象になることが多いです。印刷代、紙代もお金がでます。
が、内部の人たちがチラシを配りに行くときに時給がでるか?と言えば出ないこともあります。
内部でチラシを作ってしまうと、
運がよくて打ち合わせ時の交通費はでるけれどデザイン代は出ないこともあります。
では、その講演会で参加者からお金がいただけるのか?
といえば、営利の講演会だとそもそも助成金が出ないことも多いです。
非営利の運営となれば、当然、自分たちの労働力は持ち出しになります。
じゃあ、その講演会の後に何かにつなげるビジネスモデルを作って大丈夫か?と言えば
それも禁止されていたりします。
・助成金をもらうってことはお金は一部はでるけど、でないものもある。 ・開催の内容や運営に制限は出るということ。 ・スタッフの人件費は団体側が負担することも多い。 となると、これ、本当に助成金をもらった方がいいのか?という疑問が出てきます。 |
善意の運営の悪循環
結局、こういう善意の運営だとこんなことが起こります
<できること>
・助成金を使って講師を呼んで安く参加者に提供
子育て支援団体が資金難に陥る5つの理由
1運営側はお金が出ない活動も多いので善意の活動になりがち ↓ |
誰のメリットを考えるか?
参加者的にはメリットもあるんです。
一番大きいのが「低価格で講座や講演を聞ける」こと。
ただし、これは非常に微妙です。
参加者側からみるとね、講演を聞いて一番印象に残るのは、
運営している団体ではなく講座をした、ないし講演をした講師だからです!
それと、運営する方と違って参加する方は気軽な気持ちでいたりします。
無料に近い料金だと、ドタキャンが発生する。
講座が始まってもおしゃべりしている。
とかね。
そういうことでちょっとずつ運営側の気持ちがすり減っていくことはよくあります。
運営側の存在は縁の下の力持ち
講演だけに限らず、ママフェス的なものも、出展者は運営母体を知ってくれるかもしれないけれど、
来ている参加者からすると、
どこのどんな団体がどんな目的でこのフェスタを開催しているか?
をよく知らないということは本当によくある話。
だから、運営側というのは
本当にビジネス的な目的とかどう自分たちをPRするかとか考えないままに
なんとなくでイベントや講演会をしてしまうと
忙しいばっかりでどうにも回らないってことになります。
助成金頼りにしていても、いつもそれが降りるとも限らないしね。
実は団体の運営というのは、善意ややりがいだけでは成り立たない現実があるというわけなのです。
私たちのしていること
そこで、私は横浜に来て以来、この問題とどう向き合うのか?
考えに考えて関わる人が安心して活動できる仕組みや
参加する方も、開催する方にもできるだけメリットが出るためにはどうすればいいのか?を
かなり考えて仕組みづくりをしました。
実際には、仕組みを運用し始めてからもかなり色々試行錯誤してそれは今も続いています。
そのビジネスプランは、今はママスクだけでなく、
東京や大阪など色々なエリアの子育てママ団体の運営に活かされています。
私のサポートを受けてくれた団体のリーダーさんには細かい方法を教えてきたからです。
→興味のある方は連絡を~
また、随時講師も募集しており、東京、神奈川の講師は随時募集しています。
次回、9月26日築地開催がほぼ満席につき、これから10・11月以降の日程調整を行うところです。
興味のある方はまずは講師募集の概要ページをご覧いただき、お問合せください。
FBのメッセンジャーで随時登録希望者のグループを作って日程調整をしています。
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