書店ガール2でドキッした男の本音と女の本音

ズルいぐらい幸せになる個性の磨き方やまなかまりこです

書店で働く女性の話を描いた「書店ガール」
その2を見つけたので読んでみた。

あらすじ
あの熱いコンビが帰ってきた!
吉祥寺に出店する大手書店チェーンに転職を果たした理子と亜紀。
しかし、大型書店という、いままでと違う職責に理子は戸惑っていた。
一方、文芸書担当として活躍する亜紀にも問題が。
妊娠をきっかけに起こった夫との確執、書籍の回収騒動――。
そんな忙しい日々の中、本と本屋の力を信じる二人が立ち向かう
新たな挑戦とは?

全国書店員から共感の声が続々と届いた、
書店を舞台とした痛快お仕事エンタテインメント第二弾。

Contents

男の本音、女の本音(ネタばれあり)

この本の面白さは元書店員さんが書いているだけあって
本屋さんで働く人の裏側が描かれていて
「へぇ」と感じられるところ。
でも、今回は妊娠が発覚した亜紀が昔の友達と話すシーンで
友達がかなり母の本音を語ってくれているので
このブログの趣旨的にもそちらの部分を紹介したいと思います。

 

「伸光さんのいうのは男の本音だよね。
甲斐性あるだけまだいいほうだと思うけど。
おれが妻子をやしなってやるって言える男はいまどきは少ないよ。
経済的に楽になるから奥さんには働いてもらいたい。
だけど家事はやりたくないっていう甘えた男が多いからね。
で、そういう男が自分は理解ある夫だと思い込んでいたりして。

中略

そういう保守的な男がよく口にする
『昔の母親は一人で子育てした』っていうのは嘘だからね。

昔だったら、地縁血縁が生きていたから
母親を助けてくれる人はいっぱいいたのよ。
姑とか小姑とかと同居してたりするわけだし。
一人で全部やろうと思ったら、トイレもゆっくり入っていられないわよ。
赤んぼ一人抱えていたら買い物に行くだけでも大変なんだから。
その間、誰かがちょっとみていてくれるだけでもどれだけ助かることか。
うちの母は田舎から出てきたから近所に親戚が行かなかったけど
大家のおばちゃんや近所のひとにずいぶん面倒みてもらったって言っていた。

昔は子供も多かったし、公園にもいろんな母親が来てたとおもうのよ。
その中で好きな相手も選べばよかったけど
今は同じ年齢の子供を持つ親が極端に少ないでしょ。
だから選びようがないの。
だけど子どもが同じ年頃だからって気が合うとは限らないじゃない。
それに子供を通じての付き合いって
生活のいろんな面をさらけ出すことになるでしょ。
どんな相手かわからない人に自分のプライベートをさらすのって怖い気がするし。
だったら最初から付き合わないほうがいい。
そう思っている人って多いんだと思う。

中略

だから今の時代の母親はすごく孤独なのよ。
どうしたらいいか誰も教えてくれないし相談にも乗ってくれない。
何から何まで一人でやらなきゃいけない。
これって経験しないとわからないけどほんときついよ。
誰とも口を利かないで家にいると子どものちょっとしたことでもすごく気になったり、
自分のやり方がこれでいいのか、うじうじ悩んだりするしね。

私なんて隣の人に
「赤ちゃんよく泣きますね」と言われただけなのに
うるさいと非難されたような気になった。
それで隣の人とあうのが怖くなってしばらく外に出られなくなったりしたわ。

中略

マンションの中に子供と二人っきりで取り残されるのよ。
何をやっても子供が泣きやまなかったりすると
自分が責められている気になっていたたまれなかったわ。
それをダンナに相談してもどうしてそんなこと悩むのかって
全然こちらの気持ちをわかってくれないしね。

 

そういうことか

うちの妹が二人目を出産した病院では
相部屋なのに全員がカーテンをきっちり閉めていて全然交流がなかった。
と話していました。
これ、地域柄もあるようで
一人目の時は自宅近くの下町で産んでるのでそんなことはなかったみたい。

もちろん出産したばかりってとにかく余裕がないから
人と交流する気にもならないってことなのかなとも思うけど
ここの部分を読んでいて
「ああ、そういう人もいるんだなぁ」としみじみ思いました。

>だけど子どもが同じ年頃だからって気が合うとは限らないじゃない。
それに子供を通じての付き合いって
生活のいろんな面をさらけ出すことになるでしょ。
どんな相手かわからない人に自分のプライベートをさらすのって怖い気がするし。
だったら最初から付き合わないほうがいい。
そう思っている人って多いんだと思う。

確かに、子どもの年が近いからと全部の人と親しくなれるわけでもないよね。
でも、この人が言っているようにかつてないほどに孤独に子育てしているとしたら
もう自分でどっかに出ていくしかないんだ!と
私の場合はそう思ったんですよね。
家にいるほうがよっぽどつらかったし、しんどく思ったから。

子どもがなんか変なことしても
グズグズした時でさえ
外にして
隣で知らんおばちゃんでも、
ママ友でも
ちょっと話しただけの人でも
「うちもこういうグズグズありますよ」と誰かが言ってくれるだけで、
なんか助かるというか気持ちの持っていき場を見つけられる。
そんな気になったことがよくありました。

だから、ママスクは何かを学ぶ場でもあるんだけど
それだけでなくて
ママがつながる場にしたいなと思っています。

今年は育休ママの交流会をオンラインでも開催しますっ⇩
 

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転勤族の妻で数年ごとに転勤しつつ、東京、大阪、横浜で子育てグループを土地勘なし、知り合いなし、友達もなし状態で1人ではじめ、3000人以上のママ会員を集める。 その経験を活かし、どこに行っても仕事は作れる!転勤族妻の起業という働き方をブログで発信。 現在はオンラインスクールで全国のお客様に時間マネージメントや個性を活かした働き方を伝えている。

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