ゆめちゃんダイアリー8話夫婦のすれ違う気持ち

ゆめちゃんダイアリーは山中真理子作成のフィクションストーリーです。 途中から読んでもわかりづらいので1話からどうぞ。シリーズはこちらから

登場人物

ゆめちゃん:物語の主人公35歳主婦二児の母
一郎   :ゆめちゃんの旦那さん
かいと  :ゆめちゃんちの長男
らいと  :ゆめちゃんちの次男
佐藤さん :園バス停で一緒のママ友

土曜日の小児科

らいとの風邪はだいぶ良くなってきたがなかなか咳がやまない。
土曜日の朝、ゆめちゃんは一郎にあることをお願いすることにした。

ゆめ「ねえ、今日は土曜で休みでしょう。らいとを小児科に連れて行ってほしいの」

一郎「え、今日?なんで?」

ゆめ
「私はかいと君をスイミングに連れて行かないといけないし、
帰りにスーパーにも寄ってこないと。
土曜日は診療が午前だけなのよ。ね、お願い!」

一郎「しかたないなぁ、行って見せてくるだけな」

ゆめ「うん、お願い!」

場所を書いた地図と診察券を渡すとママチャリのカギを渡した。

プールにて

かいとがプールで一生懸命バタ足をしている姿をゆめちゃんはボーッと眺めていた。

かいとに風邪がうつらなくてよかった。
幼稚園に行くようになって、強くなったと思う。
風邪をひいても昔よりは長引かなくなったし、
何より休むことが格段に減った。
大きくなると体力も免疫力もつくものらしい。

らいとが今のかいとぐらいになったら私ももっと自分の時間が作れるに違いない。
そうしたら、何をしようか?
そう考えると、久しぶりに気持ちが明るくなった。

土曜日のスイミングには働いているママが子どもを連れてきていることも多い。
働いている人はなんとなく分かる。
動作がちょっと早い感じがするのだ。

さっと手帳を出して何かを書きこんでいたり、
電話がかかってきて急いで、外に出て行ったりと見ていて忙しい。
派手ではないが綺麗な爪や髪をしていたり、
服装もカジュアルだが少し上品に見える。
きっとブランドもので生地が違うのだろう。

ゆめちゃんが住むエリアは
オフィスに出るのにも交通の便が良く、ワーキングマザーも多いのだ。
それに、佐藤さんが言うには
ちょっと奥に行くと高級住宅地があって芸能人も住んでいるらしい。

なんか働いている人ってちょっと違うよな、ゆめちゃんはそんな風に眺めていた。

一郎の気づき

しばらく、らいとの体調不良でスーパーに来られなかったので買い物が大変だった。
お米にキャベツに一郎のビール。
車で来てよかった。

急いで家に戻ると、まだらいと達は戻ってきていない。
ゆめちゃんは昼食の準備に取りかかった。

少しすると、インターフォンが鳴り
2人が帰ってきた。

らいと「ただいまーー!」

一郎は無言だ。機嫌が悪いのかもしれない。
ゆめちゃんはおかえりを言いにリビングに向かった。

ゆめ「おかえり、ありがとうね。助かったわ」

一郎
「小児科ってさぁ、いつもあんなに混んでるんだな。
俺、びっくりしたよ。
らいとに聞いたら平日も同じぐらい混んでいて1時間以上待つこともあるんだってな。
今日も具合の悪い子がいてさ、待合室でぐったりしてたし、
病院に連れて行くって大変なんだな」

ゆめちゃんは一郎の隣に腰かけた。

一郎
「それにさ、処方箋薬局でらいとの体重を聞かれたんだ。
それで、俺は全然わからなくて答えられなかったんだ。
今まで、なんでもゆめに任せてただろう。
実は俺って子どもたちのことも
ゆめのこともわかってないんじゃないか?って今日初めて気が付いたよ」

ゆめちゃんは静かにうなづいた。

一郎
「小児科の場所だってわからなくてらいとに教えてもらったぐらいなんだ。
先生に「夜中に熱で泣いていたようですが、昨晩はどうでしたか?」
って聞かれて俺、正直とまどったよ。
夜、らいとが泣いていたなんて全然知らなかったから。
ゆめ、俺に何にも言わないで頑張ってたんだな。ほんとゴメンな」

そういうと、一郎はゆめちゃんをギュッと抱きしめた。
いつの間にかゆめちゃんは泣いていた。
やっと分ってもらえたという安心感でいっぱいだった。

らいととかいとがやってきて
「お母さんとお父さんラブラブ~!」と騒いで走っていった。

今日、小児科に連れて行ってもらってよかったと思った。
スイミングがなければきっと自分が行っただろう。
今まで専業主婦なんだから、子育てのことは全部自分でやって当たり前だと思っていた。
最近は一郎との気持ちがすれ違っているのを感じていた。

でも、今日は気持ちが通じあった気がする。

これからも、土曜日はこうして手伝ってもらえるかもしれない。
いや、
それよりも自分が望んでいるのは

理解されること
大切にされること
話をきいてもらうこと
なのかもしれない。

ゆめちゃんはこれからはちゃんと自分の気持ちを一郎に話そう。
そう思ったのだった。

フリマ準備

フリマは次の日曜日だ。
はじめての値段付けにゆめちゃんは迷っていた。
一郎が言うようにちゃんと自分の時給をプラスした値段にするのか?
それとも、買ってくれそうな値段にするのか?

田代課長の奥さんが専門店でオーダーするような代物と
自分の商品は違うのだ。
やっぱり買いやすい値段にしよう。

いつも手作りしてしまうゆめちゃんには相場が分からなかった。
値段付けひとつとっても思ったよりも時間がかかってしまった。

それでも、なんとか商品をスーツケースにつめ終わった。
ゆめちゃんは誇らしい気持ちだった。
がんばったぞ!ワタシ
いっぱい売れるといいなぁ。

その晩ゆめちゃんはワクワクして眠りについたのでした。

カイセツ!

★何も知らない夫
専業主婦がいる場合、病院へ連れて行くのもほとんどの場合奥さんがやっています。
そのため、子どもが通っている耳鼻科、眼科、小児科、歯医者が
どこにあるのか?を全く知らないパパも沢山います。
また、問診表や診察で子どもの体重や体調の状態が書けないという場合も結構あるのでは?
実は我が家もこの土曜日に子どもを
小児科に連れて行ってもらう作戦をしたことがあります。
まあ、私は別にギュッとされてないのでそこは妄想ですけどね。
何ごとも体験してもらうことで伝わることってあるなぁと思いましたよ。

★値段付け
フリマに限らず値段をいくらにするのか?
これは何かを売っている人は迷うところだと思います。
買ってくれそうな価格にするのか?
それとも自分が買ってほしい価格にするのか?
私がやっている個別相談でも
この価格について質問されることがすごく多いですよ。

さあ、ゆめちゃんの初フリマはどうなるでしょうか?
次回をお楽しみに

kigyouyoko1

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転勤族の妻で数年ごとに転勤しつつ、東京、大阪、横浜で子育てグループを土地勘なし、知り合いなし、友達もなし状態で1人ではじめ、3000人以上のママ会員を集める。 その経験を活かし、どこに行っても仕事は作れる!転勤族妻の起業という働き方をブログで発信。 現在はオンラインスクールで全国のお客様に時間マネージメントや個性を活かした働き方を伝えている。

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