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【バランスよりもっと大事なこと】
ズルいぐらい幸せになる仕事の作り方やまなかまりこです
「ワークライフバランス」という言葉があって
いつの間にか、ワークとライフはバランスを取らないといけない的な空気になっています。
確かに、自分の生活やプライベートも大事なのですが、
半々にすることが、バランスではない!と思うんです。
例えば、9-17時まで8時間仕事
じゃあ、家族との時間をみっちり毎日8時間取れたらバランスがとれるのか?
といえば、それは現実的に難しいですよね。
子どもにも学校や部活や生活があるからです。
それに、実際のところ、すごく活躍しているスポーツ選手などはハッキリ言えば青春を犠牲にして練習している現実もあると思います。
仕事でも、新入社員のころは、要領も悪く、覚えることも沢山あるので残業することもあるはず。休日でも覚えるために勉強したりもする。
本気で何かをしている時には、アンバランスは起こるものです。
つまり、時間の使い方は生き方なんです。
だから、何時間家族と過ごせたらOKとか
仕事は〇時間でいい
とかそういうものではなくて、
自分が求める結果やこうありたいという理想に対して
自分で出来る限りやりくりしていくもの!という認識。
私はがんばろうと決めた年は、ワークワークバランスです。
今息子も受験生で、毎日10-15時間勉強しています。
でも、私も息子もそれを
「自分で選んで、自分の意志で、自分でそれを楽しもうとして」
努力しているので苦だとは思っていません。
ワークワークな家
時間の使い方に関しては長さだけで計っても意味がないのだと思います。
うちは、実家が町工場でしたので親は朝から晩まで自宅下の工場で働いていました。
近くにいるといえば、いたのですが、
一緒に過ごしていたか?といえば、そうでもありません。
母と話せるのは、主に夕飯の時15~20分ぐらい。
夕飯後、母は今度は父に食事を持っていき交代。
父は立ったまま食事していたと記憶しています。
平日、父が仕事を終えてお風呂から出てくるころには私たちは寝る時間。
ゆっくり家族で食事できるのは、日曜日の夕飯だけ。
日曜日だけは夕方で仕事を終え、家族でテレビを見ながら食事。
風呂上がりの父はランニングにパンツという昭和な姿でビールを飲んでいた気がします。
だから、ワークライフバランスなんてものはなくワークワークな家だったなと思います。
個人事業主の家や商売している家はどこもこんな感じなんじゃないかなと思います。
そうやって毎日働く両親の姿を見ていたので家族のために働いてくれているんだ!という感覚はずっとありました。
大人になって気が付いたこと
そういえば、遠い記憶ながら、
工場の機械で立って作業する父の目線の先にはいつも私や妹が図工などで作った工作がつるしてあった気がします。
変な鳥の形をした卓球ラケットとか絵だとか。
親になって、しかも働くようになると
イイコトばかりではないことがよくわかります。
そういう時に、「子どもたち(私と妹)」の存在も一つ頑張る理由だったのかなと思います。
忙しいと言っても、本当に困った時はいつでも両親は助けてくれたし
2人が一生懸命働いてくれたおかげで私立高校、大学と進めました。
つまり、一緒に過ごす時間がそんなになくても、ちゃんと愛されていたなと思います。
大丈夫いつかちゃんと伝わるから
今、医療機関に勤めていて
家に帰ってきて家族とゆっくり過ごせない人も多いと思います。
私もそうですが、個人事業主の道を選んで昼も夜も休日もあってないような仕事の仕方をしている人もいるかもしれません。
コロナの影響を受けて、必死になって事業や仕事を継続するためにワークワークになっている人も沢山いると思います。
そんな時、心の片隅では
子どもに寂しい思いをさせているんじゃないか?とかそんな気持ちが渦巻くこともあるかもしれません。
それでも、ちゃんと頑張っている姿が子どもたちに伝わっているといいなと思います。
時間の長さだけでバランスは取れません。
家族と過ごす時間の短さはイコール愛情の少なさではありません。
子どもが大人になったとき「ああ、自分は大事にされていたな!」と感じられたらいいなと思います。
そして、社会に出て働く人になった時
自分と家族のために時にはワークワークできる人であって欲しいなと思います。
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