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人を頼るのが苦手です
ズルいぐらい幸せになる仕事の作り方やまなかまりこです
長女について書いた記事を沢山の方が読んでくださっています。
この話もSNSに投稿したところ沢山の反応を頂いたのでブログにも転記しておきますね。
若いころから人を頼るのが苦手です。
不思議とそれは母に対してもでした。
なにしろ、母は私より心配性。
体調が悪くても、
それを漏らした途端、
家庭の医学を引っ張り出して、私以上に調べ始めそうな気がする。
というか、間違いなくする。
だから「心配をかけたくないなぁと」と思うことが多かったんです。
これって、どうしてなんだろう?
とおもって考えてみたら、ずっとずっと小さかった頃のことを思い出しました。
お母さんが、ため息をつきながら、何かのお薬を飲んでいて、
子供だった私は、
「お母さんどっか痛いか、悪いか、とにかく辛いんだなぁ」と思ったんですよね。
それで、小さいまりこは
お母さん大変そうだから私はいい子で心配かけないようにしないとな!
と思った記憶があるんです。
小学生のころ、私は貧血気味でした。
朝礼で気分が悪くなったり、倒れちゃうことがよくあり、お母さんが迎えに来てくれていました。
ある時、忙しかったのか、お母さんがこれなくて、妹が迎えに来たことがありました。
その時に、そっか、お母さんはすごく忙しいんだな。
私はお姉ちゃんなんだから、お母さんや妹に頼ったりしないで、しっかりしないとな!我慢しなくちゃ!と痛烈に思った記憶があります。
強くなっていった
その後、新体操を始めたいと言って、クラブを探してもらいました。
一人で電車を乗り継いて、
知らない子たちの中に飛び込んで、
練習に行って、
柔軟して、
アザを沢山つくって、
少しずつ色んな事ができるようになりました。
体も少しは強くなり、
気持ちも強くなり、
私は、どんどん強くなっていくことが嬉しかった。
勉強でも何でも大抵のことは努力でどうにかなった。
真面目で働き者ならどこにいっても困ることはなかった。
それでも、私も時には体調も崩す。
二年前は原因不明のめまいが長く続いた。
夏なんて、夏バテして、ゼリー飲料とスイカで生きていたりします。
思わぬケガをしたりもするし、
子育てのことで、悩んだりもする。
そういう時にもできるだけ隠しておこうとするのを見て、夫は心配してうちの母にこっそり電話したりするんです。
でも、ずーーーと子どもの頃で止まっている私は、来てもらってもなかなかうまく頼れなくてね。
それで、この前、ずーーっと気になっていたことを聞いたんです。
「お母さん、昔よく、薬飲んでたよね。頭が痛かったの?具合悪かったの?」って。
そしたら、母は
「あー、あれは鎮痛剤ね。働きすぎで腰が痛かったから。でも、飲んでたのはたまにだよ」と言ったんです。
衝撃でしたよね。
でも、同時にすごく安心したんです。
よかったなぁって。
私はその勘違いのおかげで、なんでも一人で頑張る子に育って、それはそれでよかったことも沢山あるんです。
転勤で引っ越しても、
凹むようなことがあっても
多少体調が悪くても
心配事があっても
メソメソしても
時間になったら、
パンッとほっぺたを叩いて、
仕事できる自分がいる。
でも、それが、辛くないか?
と言われたらやっぱりキツイ時も沢山あるんです。
子育てや人間関係のように自分が頑張ってもどうにもならないこともあるし。
私は普段、プラベートでも仕事でも、頼るよりは頼られることが多いです。
でも、体調がつらい時や心配事がある時には
誰かに話を聞いてもらいたい
分かってもらいたい
寄り添ってほしい
という気持ちがやっぱり出てきます。
まあ、甘えといえば甘えですね。
大人だからそういう気持ちを少しは自分で消化できるけど、その気持ちが大きすぎる時もある。
夫は単身赴任で遠くにいるしなー。
今回、お母さんと話せてよかったなぁと思いました。
「あなたは肩に力いれすぎよ。私は一生あなたのお母さんなんだから頼ってもいいのよ」と言ってくれた優しい母。
いつまでも元気でいてくれたらいいなと思います。
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