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責任を取りたくない病
ズルいぐらい幸せになる時間の磨き方やまなかまりこです
先日、親の「選択」の話を書きました。
選択は大人の条件
「選択」は言ってみれば「責任を持って考えること」
働く現場では当たり前のこと。
でも、企業で働くお友達に聞くとこの
「責任を持って自分の頭で考える」をはなから放棄しがちな人も多いのだとか。
・細かな指示がないと動けない
・上司や先輩の意見をいちいち確認しないと不安
・責任のあるポストを嫌がる
「人の指示をもらわないと動けない」は
アルバイトならまだしも社員になってまでもそれでは困りますよね。
でも、今みたいに便利な世の中だと実はこの「考える」は突き詰めなくても
生きていけちゃうみたいなところがあります。
例えば
親切な先輩に聞いたら教えてくれちゃう
分からないことはすぐにGoogleで調べればいろんな答えらしきものが出てくるとかね。
でも、私たちの選択にはGoogleに答えが載っていないことも沢山ある。
失敗したときに「だって●●さんに言われたから」
という言い訳を残しておきたいがために誰かの言葉に乗っかってばかりではいけないのです。
こんなタイプは要注意!
世の中には不思議なことに極端なタイプの人もいます。
・面倒なことは考えたくないし、失敗もしたくない(めんどくさがりの他人おしつけ派)
・絶対自分が正しいから、みんなを従えたい(絶対自分派)
こういう人は不自由だろうなと思うのです。
ナゼこの話を書くかというと、
どちらの場合も「時間が足りない」と困っている場合が多いのです。
めんどくさがりの他人おしつけ派は
・自分の頭で考えないので周りに責任転嫁しがち。
・自分のみならず周りを巻き込んで考えさせるので時間も奪うタイプ
・FBでも愚痴や困りごとを書いてみんなにかまってもらいたがる
・案を聞くわりにはなんら行動に起こさなかったりする
一言でいうとカマチョですね。(かまってちょうだいタイプ)
また、逆の絶対自分派も非常にやっかいです。
・自分のやり方にこだわりが強いので人に仕事をふるのが苦手。
・なんでも自分でやろうとするわりには周りがつかえないと文句を言ったりする
・人の問題や仕事にまで首を突っ込み、自分で仕事を増やす
・「結局手伝ってもやり直すんでしょ」と周りも手伝わなくなる
自分の問題からは考える責任を放棄しない
私は実は長年「絶対自分派」寄りだったと思うんです。
それは単に
「人に頼んでお手数をかけても悪いし」みたいな遠慮と
自分がやった方が「早い、楽、タダ」と思い込んでいたからなんです。
時間マネージメントの講座をはじめて一番変わったのは実は私なんです。
人と自分の問題を分けられるようになりました。
私はもともと「考えること」が好きなタイプなので
人の問題や課題にも首を突っこんで解決してあげたい!
みたいなへんなおせっかい精神をもっていたんです。
でも、これってちょっと偽善の匂いもあるなと気が付いたのです。
結局は
・自分がやって思い通りにしたい
・感謝されたり、認められたい
・善意でやっているわりには感謝されないと「なんで自分ばっかり」とすねたくなる
みたいな部分を嗅ぎ取ったわけです。
だから、今は仕事として相談されない限り
自分の問題を優先させられるようになりました。
(お助けまりこサポートでは仕事としてバンバン人の仕事も手伝っております!)
昔だったら自分がしゃしゃり出ていって色々言うだろうなという場面や
自分が進んで資料を作ったり出向いたりするだろうなという場面でも
信頼してお任せします!というスタンスでいるようになりました。
もちろん、相手が困らないように参考になるページを案内するとかはしますけれどね。
代わりに考えてあげる
代わりに何かやってあげる
は、基本やらないのです。
ただ、このスタンスは「めんどくさがりの他人おしつけ派」からするとひどく物足りない対応なんです。
なんでもっと考えてくれないの?
なんでもっとアイディアを出してくれないの?とそういう風に思う人もいるから。
だけど、長年「絶対自分派」でいて思ったのは
自分がやって見せていたことも見せるだけでは周りはできるようにならないということ。
それは、家事でも同じで
お母さんが料理するところをちょっと見るだけでは料理できるようにならないのと同じ。
テレビで高跳びを見ていてもあんな風に飛べないのと同じ。
みんな、自分の頭で考えて自分で行動して初めて自分のものになる。
だから今はちょうどいい自分をめざしています。
おせっかいでもなく
無関心でもなく
仕事においての考えることからは逃げない自分でいようと。
今仕事でちょうどそんな部下がいるわ!って人は
一度こういうスタンスの話をしないとならないのかもしれません。
自分の責任と仕事
今日の話を読んで、自分は「めんどくさがりの他人おしつけ派」寄りだなと思った人もいるかもしれません。
実はこのタイプは「絶対自分派」の人にうまく吸い付いて生きている場合もあります。
本人は自覚はないでしょうけどね。
でも、「絶対自分派」のその人が忙しくなったり、
部署移動でいなくなると途端になんにもできない自分に気が付いてハッとするのです。
いつまでも若手気分でいたのに、もうすっかり新人でない自分が責任を求められ怖気づいてしまう。
重要なポストが来そうなチャンスに逃げたくなるとかね。
そして、働く現場での話だけでもなく家事でも同じ。
お母さんの中にも少なからず「絶対自分派」がいます。
そういう人はいつの間にか自分の子を「めんどくさがりの他人おしつけ派」に育ててしまいがち。
・お母さんの言うとおりにしとこう。だってそうしないと怒るから。
・周りに考えてもらおう。
・自分がやらなくても誰かがやってくれる。
でも、これって子育てのゴールと言われる「自立」からはほんとに遠いところに行きそうな路線なんだよね。
気を付けないとなーと思いませんか?
今日のヒント
子どもも大人も
「ちゃんと考える責任感ある自分」も見つけていこう!
時には親も上司も部下や子どもを信じて見守ろう。
*これまでの記事を読みたい方、忙しい方は
サクッと読めるチリツモ時短術アイディア100でヒントを受け取って!
100読み終わるころにはかなり自分時間が持てるようになるはず。
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