時間マネージメントマスターコーチやまなかまりこです。
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自分がやったほうが早い族
子育て中はとにかく気持ちも忙しい。
だから、家族に手伝ってほしいと思っている人は多いはず。
でも現実は・・・・
・子どもにお風呂掃除をしてもらったらイマイチ洗えてなかった!
・子どもにご飯を炊いてもらったら軟らかいごはんになってしまった
・旦那におむつ替えを頼んだらおしりふきを大量に使われた
・旦那に洗濯を頼んだら、おしゃれ着も見事に洗濯機で洗われた
まー、あるあるですよね。
「自分でやったほうが早い族」
の人はこういうことがあると
「やっぱりジブンでやらないとだめだわ」と思いがち。
でも、子どもや旦那さんにとって
慣れ親しんだ職場や学校
いつも大部分の時間を割いて行っている仕事や勉強が「ホーム」だとすれば
家事や育児のフィールドというのは言ってみれば「アウェイ」
ママとおんなじようにできるわけないですよね。
Mさんが・・・・
パパママ時間術に参加してくれたパパのMさん。
感想に
「全体として男性がダメな印象でわかっているもののつらい」と書いていました。
自分がもっと家族のため、子どものためにやってあげたいのにできない
あるいは、やっても認められないと感じているのでしょうか?
優しいパパだなぁ!
でも、本当にそうなのかしら。
アウェイでも100%の力を発揮したい!という気持ちがあっても
経験が違う
練習量が違えば難しい事ってあるはず。
それにクタクタでプレーする元気もないよ・・・という気持ちも分からなくもありません。
立ち尽くすよ、たぶん
例えば、私がMさんの職場に行って突然
Mさんの代わりをしなくてはならなくなったとしたら・・・
私はまさに「アウェイ」に放り込まれた状態になります。
たぶん、立ち尽くすでしょうね。
自分の席も分からず、
自分の仕事も分からず、
ほんとうに役立たずになると思います。
電話すら怖くて取れないかも。
ほら新入社員のころ電話とるのを練習したり、ドキドキしたよね。
これ、自分の旦那と仕事をチェンジしたとしてもやっぱり同じことが起こると思います。
できないよ、急には。
でも、アウェイでもがんばろうっていう気持ちが大事。
ママは同じフィールドに立ったらチームの仲間であり、監督。
いちいちやり方に口を出したり、
やり直してみたり、
敵じゃないんだから、そこ戦ってどうする!なわけです。
アウェイで戸惑っているプレイヤー(この場合旦那や子供)
をけちょんけちょんにしてなんかいい事ある?
やる気を削ぐだけだよねー。
私たちはアウェイで戦ってきた
出産すると突然「お母さん」として扱われます。
まさに「子育て」という新しいフィールドに放り込まれます。
そう我々は出産した瞬間ホイッスルが鳴ります。
えっどこここ?
ぐらいの感じですからまさに「アウェイ」と言えるでしょう。
二人目を出産した先輩ママはすでにベテランですから、
なんなくこなしているように見えるはず。
手つきも抱っこする姿も貫禄があります。
新米プレイヤーでも中には「アウェイ」での馴染みっぷりが人より早い人がいます。
例えば、出産後いきなり乳が出始める人たちです。
こういう人たちはパジャマを乳で濡らし、
周りの「アウェイ」でもたもたしている人たちに衝撃を与えます。
昨日までほんわか妊婦だった人も
手にウンチをつけながら、懸命におむつ替えをします。
誰にも褒められず、
ねぎらわれるどころか、
子どもには夜中にも起こされ極限の状態になります。
そうやって慣れていき、いつの間にかそこが「ホーム」になります。
戦いながら慣れていくのです。
分からないことも手探りで
時には泣きながらなんとかしていくのです。
だから、パパにも
「甘ったれてるんじゃないよ!」
「いいからやってよね」って思っているでしょうね。
でも、パパは「仕事」というフォールドと
この「育児、子育て」というフィールドを行き来しているのでね。
慣れるのは時間もかかります。
あるママが、
「3人目を産んでやっとパパの自覚がでてきたの!」
と言っていて
「遅っ!」と驚愕したわけですが、
それぐらいこのフィールドに慣れるのには個人差があります。
それに、パパがこの「育児や子育て」のフィールドに
ずっと立てないのは「仕事」というフィールドに
行かないと家族が路頭に迷うからでもあります。
中には家の事の方がずっと好きで、
「仕事」のほうを「アウェイ」と思っているけど家族のために働いている男性だっているよ。
本当は子供や家族と一緒にいたいけど、
遠方で働いている男性もいるよ。(うちの旦那みたいに単身赴任とかね)
自分のフィールドでの働きに自信をもっていきたいですね。
そして、お互いの「フィールド」への尊敬や理解って必要だなと思います。
追記:というわけでパパや子どもに何かをお願いするときは
助っ人で来ている文化も違う外国人選手だと思ってお願いする感じで!
それと、夫が単身赴任に限らず、仕事が忙しく家にいる時間が圧倒的に少ないという家はあるはず。
そういう場合はもう「フィールド」自体にパパが入ってこれないわけです。
これはもう怒るとか、なんとかやらせるとかそういう問題でもありません。
もう、助っ人をほかに頼むしかなくなります。
結局はそういうやりくりだの、段取りを女性がすることになります。
でも、それを選んだのも結局は自分なわけです。
結婚することも、子どもとの生活も選んできたのは自分です。
だからそういう生活にまつわる「もろもろの丸ごと」を
エイヤーッとやってしまう決断力も強さも結婚して働く女子には必要。
だから、ママスクでは生活にまつわる、
片づけや時間、子育ての講座を色々やっています。
学校で習ってこなかったとしても私たちには必要なことだから。
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